穴釣りは、堤防の隙間やテトラポットの隙間にできる穴に仕掛けを落とし、 主にカサゴなどの根魚を狙う釣り方です。
今回は穴釣りで釣れる安全な魚、危険な魚、必要な道具などについて詳しく説明します。
この記事を読んで穴釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
穴釣りとは?
穴釣りは、堤防の隙間やテトラポットの隙間にできる穴に仕掛けを落とし、 主にカサゴなどの根魚を狙う釣り方です。
また1年を通して楽しむことができる釣りで、魚の活性が低い冬の時期でも穴釣りでは釣果を見込めます。
仕掛けも単純なので初心者の方でも簡単に始めることができる釣りです。
穴釣りでよく釣れる魚
穴釣りで釣れる安全な魚
穴釣りでよく釣れる魚、食べておいしい魚などを6種類紹介します。
カサゴ食用
穴釣りで狙う定番の魚です。1年を通して釣ることができ、冬の釣れないシーズンでも狙うことができます。刺身、煮つけ、からあげ、お味噌汁、どんな料理でもおいしく頂けます。ヒレがとがっているので注意しましょう。
アイナメ食用
こちらも穴釣りで釣れる定番の魚です。中には30センチを超える大きな個体もいるので大物が釣れる場合もあります。淡白な白身でお刺身、からあげがおいしいです。
メバル食用
夜釣りでよく釣れる魚ですが日中でも暗いテトラポットの隙間で穴釣りで狙うこともできます。煮つけが抜群においしいです。
ギンポ食用
江戸前料理で高級食材として扱われている食材です。なかなか狙って大量に釣るのは難しいですが釣れた時はぜひ天ぷらで食べてみてください。
ベラ食用
穴釣りをしているときに外道で釣れる魚です。食べる人は少ないですがササノハベラやキュウセンベラなどは食べることができます。やや水分の多い身質ですが癖のない白身です。
ネンブツダイ食用
こちらも外道とされている魚です。通称、海の「金魚」と言われている魚です。群れで泳いでいるので、連れ出すと連続して釣れるので場所を変えましょう。食べることはできますが小さい魚なので食べる人はあまりいないです。
穴釣りで釣れる危険な魚
初心者でも簡単に始めることができる穴釣りですが、毒を持った魚も釣れることが多いので気を付けましょう。
ここでは危険な魚を3種類紹介します。
フグ毒
見た目はかわいい魚ですが、皆さんご存じの通り内臓、身、皮膚などに毒がある魚です。速やかにリリースしましょう。毒のないフグもいますが素人での判断は危険ですのでリリースしましょう。
ハオコゼ毒
カサゴに似ていますが長い背びれに毒があるので触らないようにリリースしましょう。
カサゴとの違いは背びれとサイズが小さい点です。
キタマクラ毒
フグの一種でやや側偏した体つきのため、カワハギやウマヅラハギと見間違うことがあります。
有毒で食べることができないですが、皮膚にも毒があるので触らないようにしましょう。また、歯が強力で仕掛けでも噛み切るほど強いので注意してリリースしましょう。
穴釣りに必要な道具
次に穴釣りに必要な道具について説明します。
釣り竿(ロッド)
1.0m前後の短いロッドが適しています。竿の硬さはやや硬い方がおすすめです。
リール
2000番台くらいの小さめのリールがおすすめです。釣具屋にある安価なリールで十分です。
ライン
穴釣りではラインが岩やブロックに擦れることが多いので擦れに強いナイロンラインの2号、3号を選びましょう。主にルアー釣りで使われるPEラインは 岩やブロックで擦れて切れてしまうので非推奨です。
仕掛け
仕掛けは下の図のように竿とリールに市販の「ブラクリ」を合わせただけのシンプルな仕掛けです。
~仕掛け~
~ブラクリ~
エサ
穴釣りではのワームなどの疑似餌、またはエサのどちらかで釣ります。
今回はよく使われるエサで代表的なものを3つ紹介します。
その他
その他に穴釣りに行く時にあれば便利なもの、必要なものを何点か紹介します。
これらがあればより快適に穴釣りを楽しむことができるよ♪
- クーラー
- フィッシュグリップ
- ジップロック付きの袋
穴釣りの釣り方
基本的に深い穴を探して仕掛けを落とします。
仕掛けが底まで付いたらチョンチョンとアクションをかけて魚を誘います。反応がない穴では粘ってもなかなか釣れないことが多いので、次々と場所を変えながら釣りをしましょう。
魚がエラを張って隙間にこもったり奥の根に入ったりすることがあるので 、魚の当たりがあったら強めにフッキングして素早く巻き上げましょう。
穴釣りの注意点
最後に穴釣りをする上での注意点を何点か紹介します。